風 遊

アクセスカウンタ

zoom RSS 馬の写真家 今井寿恵さん死去

<<   作成日時 : 2009/02/19 16:26   >>

トラックバック 0 / コメント 0

<訃報>今井寿恵さん77歳=フリーカメラマン


競馬を長く見ている人、競馬場によく足を運ぶ人、写真に興味のある方なら知る人も多い。

馬の写真家の 今井寿恵さん。

競馬場の馬場や パドック で、カメラ を抱えた恰幅の良い女性。 それが今井氏でした。

この方の写真を知ったのは、シンボリルドルフ から。 競馬月刊誌の 「優駿」 で、 シンボリルドルフ の有馬記念の写真が 今井寿恵という写真家を知るきっかけだった。

競馬や馬を撮る数多くの写真家の中で、今井氏の撮る馬たちは、女性らしい視点の優しい写真が多い。
しかし、ルドルフ だけは 「馬の性格」 を前面に押し出す撮り方をしていた。 厩務員以外には心を開かず、警戒心が強く、ひとり孤高を保つ姿。 ルドルフ がそういう馬であることを、今井氏の写真から知った。

普通、レース や牧場での写真は、馬の優美さや疾走感を表す絵が多い。 今井氏の写真も馬の美しさを描くものが多い。 どちらかと言うと、今井氏の写真はそちらの方が有名だが、馬の内面の光を捉えるのも上手い カメラマン だった。

圧倒されたのが、ナリタブライアン の写真。 薄暗い厩舎の中での ブライアン の画だが、リラックス している馬の内面から来る光を感じる。 絶妙の露出と カゲ の バランス が、ナリタブライアン という馬の神々しさを表現していた。

前後するが、ルドルフ の天皇賞 ( 春 ) の写真も圧巻。 早々と先頭に立った ミスターシービー を、4 コーナー で捕らえ、追い抜く一瞬の絵。 この時の ルドルフ の目が印象的だった。

まるで、こういう絵が来ることを予想していたかの写真。 追い出しにかかる ルドルフ が、騎手の ゴーサイン を待っていたかのような表情。 フレーム ( 全体画像 ) は 2 頭の絵だが、ルドルフ が勝つと確信した構図、馬を追い抜くときの ルドルフ の目の輝き。 フレーム の中で今井氏は ルドルフ だけを見ていた。

上手すぎる。 プロ だからあたりまえなのだが、上手すぎた。


競馬場で、カメラ 抱えている 一般の「カメラ小僧」なら、一度は プロ のような絵を撮りたいと思っているはず。 自分も、今井氏や久保氏のような画を撮りたいと、下手のヨコズキ一直線ではあるが、そう思っている。




結局、競馬場で今井氏の姿を見たのは、オグリキャップ のお披露目の時が最後になってしまった。 最近では、カジノドライヴ の写真を撮っていたという今井氏。 フェブラリー S で、ダイワスカーレット 回避の繰り上がり出走だっただけに、彼の レース を撮りたかったはず。 

ご冥福を祈ります。









テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
馬の写真家 今井寿恵さん死去 風 遊/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる