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zoom RSS モブサイコ 100 # 1 2

<<   作成日時 : 2016/09/28 19:33   >>

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桜威 ・ 邑機 ・ 遺志黒の猛攻に追いつめられる モブ 達。 皆を助けるには自分が戦うしかない。
そのためには相手がどうなっても構わない。 殺意を全面に出した モブ 。 だがそれを霊幻が止めた。 「本当に嫌な事は逃げてもいい 」 と。 その刹那、霊幻は桜威の強靭に斃れてしまった。




最終回かぁ・・・・。 ほんと 2 期ないかなぁ・・・・。

今年度にはもう、間に合わないけど、来年度の 「 文化庁 メディア 芸術祭 」 いけるんでね ? 。 コレ。
ノミネート されたら投票しよう。 

だけど最終回かぁ・・・。 これだけ面白い作品、久しぶりだからもう少し見たいなぁ・・・。



さて最終回。 もうこの作品、1 話から作画大会だったけど、最後まで力抜かなかったし息切れもしなかった。


邑機の幽体を消していく霊幻の カット。 画が グニャグニャ してるけど動線の キレイ さと タッチ のつけ方で カッコ 良く見える。 最初の振り上げる動画のところで、わざと実線 ( 黒線 ) と塗りの部分を ずらしてあって、指先が カメラ の前を遮る時、まるで自分の目の前を指が通る感覚に仕上がっている。

これだけ崩した画なのに動画として キレイ に見えるのは、動線の確かさもあるけど描いてる キャラ を塊としてしっかり捉えてるから。 グニャグニャ が カット 尻に向けて塊 ( マッス ) になって行く。 動きの センス の良さと塊を捉える確かな目を持ってますね。 この カット 担当の方は。


霊幻が遺志黒の黒玉を右手のみで払う カット。 腕の振りが柔らかくて キレイ に動いてますが、コマ 送りで見ると肘関節とか手とか デフォルメ や ブレ た感じで描かれてる ( オバケ といいます ) 箇所がある。
よくよく見ると デッサン 的におかしな画が挟んであるけど、これが動画で流すと腕振りの動線を柔らかくする効果になっている。

バカ 正直に デッサン 決めてもいいと思うけど、動画がやや硬くなるかな。 しなやかさを出したいから デッサン 無視して動き重視にしたんだと思う。

球体を弾く時も、球体が手に来たときに動画を緩くして ( アニメ 用語で 「タメ 」 と言います ) 、グッ と力がこもる動画にしてある。 だから球体自体に質量があるように見える。 上手いなぁ・・・。

この カット、入りが霊幻の目の アップ からなんだよな。 どんだけこの キャラ を カッコ 良くさせたいんだよと笑った。


霊幻が邑機に 「お前は庶民 」 と叫ぶ カット。 この オーバーアクション、描いてて楽しいだろうなぁ。

ホント この作品、動きの制約が少なくて アニメーター は楽しそう。 霊幻の手が グニャ っと伸びてきて画面外がら体が入る ( フレームイン ) なんてさ、赤塚不二夫の アニメ だよね。 これが O K なんだから、こういう遊びを描きたい アニメーター は楽しいだろうな。
「お前はなんだって」 の画も、こんなに キツ めの デフォルメ。 描き手が楽しそうというのが伝わります。




老人姿の支部長登場。 「モテ ない 」 からの暴走 モード の シーン。

顔が ブルブル 震えてからの怒りの顔へ。 この表情の作り方凄いなぁ。 この後、写真の ネガ のような骸骨の画を挟んで迫力を増している。 作画の打合せでここまで指定してるか分からないけど、この作画 センス はやっぱり凄い。 「 アキラ 」 みたいだね。 ( 老人って、線も多いし表情筋も頭に入れて作画するから大変なんです。 「 アキラ 」 で大変な思いしますた )

ショウ に殴り飛ばされ、黒玉を形成。 この時も デフォルメ を キツメ にして緊張感を増してる。 腕の動線の作り方が上手いね。 特に肩から肘にかけて、胸筋と背筋が分かってる。 可動域が自然。 デフォルメ なのにね。

この後の黒玉が壁に穴を開ける カット。 実は最初の穴が開く所は黒玉は描かれてません。 いきなり開きます。 二つ目の穴が開く所で開いた後に黒玉が映ります。

これ、日本の アニメ ではよくやる手法で、目にも止まらぬ速さの時に、影響を及ぼす物体を描かないというものです。 描かないことで、その物体の速さを表現しますし、ハッ とさせる効果もあります。



C パート、原作の絵での アニメーション。 これ、意外と難しかったんじゃないかな。

いつもは立体を意識して描く クセ がついてるから、平べったい感じにするのって感覚狂いそうだよなぁ。 わざと線を固くしたりして、何とか原作絵に近づけようとしてる感じがよく分かる。

だけど立体的に描いちゃった箇所もあったね。 もう クセ になってるからさ。 線の入り方とか思わず出た絵があったな。 この シーン、設定起こしてあるのかな。 カット ごとに バラバラ だったから 「 原作見ながら描いて下さい 」 だったのかな。 そんな訳ないか ( 笑

ただ、背景がそれに反するように気合い入ってるのは何でだろ ( 笑
でも キャラ の作画と対照的で面白かった。 

森の中から出てきた怪物 ( ? ) の動画も、何だか気合い入れまくり ( 笑

この C パート、ご丁寧に キャラ の影部分に スクリーントーン のような ドット まで入れてある。 スタッフ の遊び心満載だな。 この パート。




普通、ここまで作画に拘った作り方をすると、途中で息切れ ( 作画崩壊 ) するものだけど ( 制作時間の関係もあるけど ) 、クオリティ を保って 突っ走ったのはおみごとでした。
スタッフ が原作を愛してるのがよく分かるよね。 まだ原作読んでないけど、作品の面白さは十分伝わった。 
願わくば 2 期を希望だけどなぁ。 ここまで質の高い作品って、滅多にないもんなぁ。



最後に、関わった スタッフ の皆様お疲れ様でした。 いい作品をありがとうございました。 モブサイコ、本当に面白い作品でした。


2 期希望 !!


さて、明日は ブルーレイ 1 巻が来る。 やってない 1 話 ・ 2 話の レビュー やろうかなぁ。









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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。最終回まで毎回興味深い記事をありがとうございました!
昨日やっと最終回を視聴しました。楽しみにしていましたが、寂しくもありました。2期は未定のようですが、続きを見たいですねー。自分もブルーレイ全巻予約しました。1巻が届くのが楽しみです。話も心に沁みるし、登場人物がいきいきと動いているし、本当に良い作品だったなあと思います。

11話レビューで指摘されていた「キューブ状のコンクリート」が今回もありましたね!(ショウが遺志黒をたたきつけたシーン)また個人的には、桜威が辛い過去を語ると唐突に師匠の写実的な顔が映り、唇だけが動くシーンも可笑しくて印象的でした。木炭画みたいな絵でしたが、この技法はよく使われるものなのでしょうか…?
 
遺志黒氏の姿は「老醜」そのものでしたね。他のキャラの顔がツルンとしているのでよけい異形めいていました。あのような生き方をしているといかに惨めな人間になるか、爪幹部や視聴者に一目でわからせるいい演出だなーと感心しました。老人の作画は難しいというの、何となくわかります。目尻や口角脇にちょっとシワを描けば済むものではないのでしょうね。「アキラ」、結構たくさん老人顔が出てきましたよね?エスパーの子ども達の顔が本当におじいさんとおばあさんなのに幼い声で、ギャップがすごくて可哀想に感じたのを覚えています。ヨウさんのなさった仕事を自分は見ていたことになるんですね。すごい!

こちらのレビューを拝見する機会に恵まれ、ますます楽しく視聴することができました。将来2期が放映されることがあったとき、もしお時間があれば、ぜひまたレビューをしていただきたいものです!
ソウ
2016/10/03 23:50
ソウさんこんばんは。
続き、見たいですね。監督さんが原作のファンで、2 期やりたいって言ってますし、この終わり方ですからね。ホント、やって欲しいです。

>「キューブ状のコンクリート」

最近の流行りのようになってしまいましたが、動画さんの負担を考えるとこういう形を使わざるを得ないんでしょうね。

>木炭画みたいな絵でしたが、この技法はよく使われるものなのでしょうか…?

作画監督さんのツイッターに出てましたが、画用紙に直接、鉛筆で描いたものを撮影したそうです。( 口の部分は別描きで )
この作品、ペイント・オン・グラス等いろいろ実験的なことをしてて、このカットもその一つだそうです。タッチのつけ方とか、上手いですよね。

>「アキラ」、結構たくさん老人顔が出てきましたよね?

自分が担当したのはクライマックスで、その中に三つ編みの老女 (? )がセリフをしゃべる際、「頬の線まで動かして下さい」という指示がありました。「アキラ」は口の動画をセリフの発音に合わせるという決まりがあったので、苦労した作品です。

>将来2期が放映されることがあったとき

是非やりたいと思ってます。
ヨウ
2016/10/04 17:59
ご無沙汰してます。ヨウさんお元気ですか。秋の新番で数年ぶりに初回を数回見返してしまったものがあり、久々にこちらにお邪魔しました。
モブサイコは一等好きなボンズの作品なので、見たかったのですが、6月に少々怖い経験をし、放映がその直後だったせいか、あの独特の雰囲気が耐えられず視聴できませんでした。そういう意味では、作られた方達の思惑どおりだったのかも知れません。
落ち着いてから、それこそいつかあるかもな2期が始まる前に見てみようかな。
人間の役者さんの演技がなかなか好きになれなくなってから、アニメーションの「演技」にのめり込むようになりました。小さい頃から人の様子をうかがう子だった上、アガサクリスティーに心酔し、更に人の(些細な)動きがきになりました。誰が、どうやってこんな風にこの画を動かしたのだろう・・・年をとってきて、それが際立って琴線に触れるようになりました。
描かれる方達は本当に大変なのでしょうが、言葉と画が引き立て合って、感動がわきおこる…そんな作品を、次の世代に伝えていって欲しいですね。
ヨウさんの語りを、またじっくりと読み返させて頂きます。脈絡ないコメントで失礼致しました。
う〜さん
2016/10/09 22:17
う〜さん、お久しぶりです。お元気そうでなによりです。
モブサイコは 1 話の冒頭が謎のバトルだった為、あそこで視聴をやめた方が多いと聞きました。あれは円盤のコメンタリーにありましたが、ちゃんと意味があったみたいなんですけどね。 見られる気分になったら見て下さい。

>アニメーションの「演技」にのめり込むようになりました。

アニメの演技は舞台役者の演技に近いと感じています。 舞台の場合は観客席の後ろまで演技が分かるように演じ、アニメの場合は二次元の絵が演じますので「分かりやすさ」を求められるものだと思ってます。加えてアニメは実写より情報量が少ないですから、繊細な部分も描き込んでいかなければならない。最近、そこを大切にしない作品が多いので、この会社の作品に対する姿勢は頭が下がる思いです。

2 期があったらまたレビューしたいと思ってます。つたない文章ですがまた読みに来て下さい。
ヨウ
2016/10/10 09:20

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