翠星の ガルガンティア # 13

搭乗者を失った状態で、 ストライカー は 「任務 」 を続けていた。 生前の クーゲル がこの星で行なおうとしていた事。 それを忠実に実行しているだけと ストライカー は言う。 そして自分はすでに 「奉仕の対象 」 であり、「神 」 であると。





チェインバ━━━。・゜゜(ノД`)゜゜・。━━━ぁぁぁぁぁ!!!



そうか、この物語の真の主人公は チェインバー さん だったか・・・( 笑
最後の最後に物語を ごっそり お持ち帰りですよ。 学習する A I とはいえ、感情は持たないだろうとの感想が多かったけど、最後の マキシマイズ で レド と ニューロリンク したんで、何かしら 「感情的」 な情報を拾ったんじゃないかという意見には ちょっとうなづく。

それでも、支援啓発システムにパイロットを拒絶する権限はないのに 、チェインバー が レド の軍籍剥奪するのは 1話で出ていた 「生存し繁殖するにふさわしい人間」 があったんじゃないかと推測。 アヴァロン に行って、その優秀な遺伝子を引き継ぐ条件を クリアー している人間。 チェインバー 的には 「殺さず帰還させる」 が大前提にあったけど、本隊に帰還不能な場所に来てもその 「前提」 は生きていた。

決定打になったのが エイミー の叫び 「あなたが必要なの」 だと思う。 レド には声が届かなかったような演出だったけど、チェインバー なら外部 マイク で拾ってたかもしれない。

この地球上で、自分達の居場所はないと言った レド だけど、エイミー 達 ガルガンティア の人々は レド を必要としている。 支援啓発 システム A I として、導き出した結果が

「この空と海の全てがあなたに可能性を齎すだろう。 生存せよ。 探求せよ。 その命に、最大の成果を期待する 」

この セリフ だと思う。 感情ではなく、あくまでも データ の蓄積と分析から出した結論だと思う。

ただね、やっぱり 「感情あるんでね ? 」 と思ってしまうのは演出が 上手いからさぁ。 切り離した コックピット の方を振り返るんだけど、動作が止まらずにそのまま一周するでしょ ? 。 これ、レド の方に向き合う形で動作が止まると チェインバー が 「人間」 になっちゃうんだよ。 「人」の演技になる。 そこをそのまま クルリ と回らせることで 「機械的」 になる。 「感情持ったの ? やっぱ機械なの ? どっちなの ? 」 って感じを持たせる動き方だったよなぁ。


作画の方も面白かった。 チェインバー と ストライカー の空中戦。 刀型の武器を放ち、ワイヤー が ストライカー の足に絡まる シーン。 

刀を打ち出す カット では、刀の後ろにあるはずの ワイヤー が描かれていない。 これは、作画の ミス ではなく ワザ と。

描いてもいいけど、描かない方が スピード 感が出るんです。 実際、打ち出す瞬間の速度って俗に言う 「目にも止まらぬ速さ」 だから、描かない方が ものすごく早く動いている錯覚に陥る。 リミテッド ・ アニメ の技法の一つでもある。

この後、刀が ストライカー に当たって足に絡まる動画。 刀を振り払う ストライカー、その払ったはずの刀が残り、ワイヤー が円を描いて絡みつく。 この プロセス と原画が上手いね。 この クルクル 加減。 一瞬なんだけど、目の残像としてどう残るか知ってる原画さんだね。 上手いなぁと 唸りましたわ ( 笑

爆発の エフェクト も、皆さん手馴れている感じで 12 話のような重苦しいもの ナシ。 ただ、引きの画で崩れが出るのは・・・ホント、時間ないんだなぁ。 ここが残念と言えば残念かな。

それでも、最後だからか、ラスト で レド と エイミー が並んで歩く後ろで グレイス と もう一匹が じゃれながら動く ( 驚 !!!
仕事、細けぇよ !!! ( 笑


ホント、最後かぁ・・・・・・・ ( 涙

総論だけど、2 クール で見たい作品だったな。 いろいろ回収できてない伏線あるしさ。 チェインバー さん、壊れていないみたいだし、2期・・・・・・・・・・・・・・・・・・来ないかな (^ ^ ;

いろいろ言われた作品だけど、ロボット が出るのにそれが メイン ではない珍しい作品だったし面白かった。 後は ブルーレイ か。 プレイヤー 買えって ? 。 ハイ、そうします ( 笑







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この記事へのコメント

う~さん
2013年08月15日 19:08
 ワイヤーが見えないシーンは、「あ、ヨウさんが解説するよ、これは」と、つい思いました(笑
 4話から、録画を残したままで、折に触れ見返しています。おもしろいんです、とにかく。そして最終話で、あのさよならするような1回転で「ずん」と来るんです、毎回。見返す度、「あぁ、これがあれに繋がる?」みたいなところもあって、楽しんでます。画面の切り取り方とか、ちょっとした表情とかほんとに好きで、何より台詞が好き。「その命に最大の成果を期待する」は噛みしめてます。もう、絶対老い先の方が短いんだけれど、まだアニメで勇気もらってます。
 そういえば、息子は見終わった時、「あぁ、杉田さんに持ってかれたぁ」と叫んでましたね。うん、私もチェインバーが主人公かと(笑 まるで、タチコマのようだ~
2013年08月15日 22:13
>ワイヤーが見えないシーンは

作画の打ち合わせで出る場合と、コンテに追加で書かれる場合とありますが、作画担当に任せる時もあります。この場合は作画担当かな?。ワイヤーが絡まるカットでも、所々線を切って「肉眼で見えにくい部分」というものを表現していました。原画さんの拘りかもしれませんね。こういう拘りを持つ人はいいと思います。

>あのさよならするような1回転で

あの演出は上手いかったですね。セリフもさることながら、シーンに引き込まれます。このスタッフに「やられたぁ」と感じました。

>「あぁ、杉田さんに持ってかれたぁ」

息子さん、分かってきましたね(笑
スタッフもここだけはチェインバーを「主人公」にしないとエンディングとエピローグに繋がらないですから、作り手側は「よしよし」とほくそ笑んでる事でしょう。我々はまんまと、スタッフの罠に嵌ったという事ですね。

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