無題

自分は アンチ ではないし、批判するつもりもありません。 ですが気分を害するかもしれないので、こういう批評がきらいな人は スルー 願います。






某 アニメ を見て思った。 描ける人がいなくなったんだなぁ。 描ける人が全くいなくなった訳じゃないけど、圧倒的に数が減ったんだな。

動物の骨格の理解以前に、動物の フォルム 自体わからずに描いている アニメ の多さ。 そして、それを通してしまう アニメ 制作側。
動物がひとつの キー になっているはずなのに、設定すらまともに作れていない。 セルアニメ の時代なら考えられない事だ。

最近出ている アニメ の描き方の本の中にも、ちょっとおかしな デッサン 描いているものもある。 今は教えてくれる人、動きを追求する人がいないんだなぁ・・・と実感した。

ロボット を C G で描けるようになって、メカ を描けない人が増えたという ツイッター をどこかで見た。 同じように動物 アニメ が減って、ノウハウ を引き継ぐ人がいなくなったのだろうか。

日 アニ の 「名犬 ジョリイ」 ・ 「あらいぐま ラスカル」 ・ 「山ねずみ ロッキーチャック」。 N H K の 「ニルス のふしぎな旅」 等。 否応なしに動物が わんさかと登場する アニメ では、設定も細かく動画も注文が厳しかった。

「視聴する側に違和感与えたら、ウソ だって バレ るじゃん」

これは先輩の言葉。 アニメーション は フィクション だ。 しかし絵で描いたものを現実のように見せるのも アニメーション。 そこが面白い所でもあり、魅力でもある。

動画を キチン と仕上げられる人を探して、スタジオ に「描けるやつ、いるか」 と電話をしまくり、その人に動画を依頼する。 今もそうだと思うが、描ける人間が少ないので「とりあえず、描いてみて」 の感覚で渡すのだろうか。

それでも 「何とか滑らかに」 と ガンバッテ くれるならまだしも、「後は チェッカー ( 動画検査 ) に任せればいいや」 と投げやりに描く。 どこかで 「○○○ なんて、楽勝じゃん 」 と ナメ 切った書き込みを読んだ。 日常の所作・動作の基本動作こそ難しいのに、四足の動きにすら 「楽勝」 と堂々と書く神経。 「そうか、今の人たちは こんな考え方で作品に向き合ってるのか」 と ガッカリ した。

無論、全ての人たちがこう考えているのではない。 モチベーション を持たない描き手が増えているのだろう。
スケジュール の厳しさと低賃金に辟易しているのは分かるが、それでも足に力を入れて踏ん張ってる人もいる。 どれだけ厳しい状況にありながらも、あがいてあがいて良い作品を作ろうとしている人はいる。

自分達も、今日の食事とか睡眠とかも考えられないほど追い詰められ、目の前の動画にめまいしながらも 「この原画に勝ってやる」 と思う時もあった。 その情熱と パワー の源は、オンエア された担当箇所であり、それが次の仕事へと自分の背中を押す。

日々追われる スケジュール に嫌気がさし、仕事に集中できない。 教えてほしくても、先輩は忙しいし教えて欲しい事柄を知らない人も多い。 これでは伸びようがない。 こういう事なのだろうか。



「視聴する側に違和感与えたら、ウソ だって バレ るじゃん」

普段見ている光景、人物 ・ 動物 ・ 自然現象。 なにげない風景だが、いつもと違う動きを見ると人間は 「 ギョッ 」 とする。 「あれ ? こんな動きだっけ ? 」 と見抜かれる。 先人達はそう見抜かれないよう 「 動画 」 を研究し追及してきた。 そして今の アニメーション がある。

最近よく 「作画崩壊」 という言葉を耳にするが、崩壊しているのは絵ではなく人なのではないか。

どう見ても、骨折している脚で歩いているように見える動物の動画を見て、ふとそう思った。










最後にもう一度、自分は アンチ でもないし批判するつもりはありません。 少し悲しいなと感じただけです。






この記事へのコメント

2013年07月19日 19:52
MIOさんはじめまして、コメントありがとうございます。
最初に、せっかくのコメント削除した事をお詫びします。コメントの中に作品名が特定される可能性のある箇所があった為、やむなく削除しました。
申し訳ありません。

>コレって何とかならないんでしょうか。

難しい問題ですね。描ける人はいると思うのですが、会社の関係とかスケジュール等で手配できないのだと思います。担当するプロダクションの方で得意な人がいるのがベストでしょうが、とどの詰まりは「人材」ですね。
人材育成の段階で、教えられる人も少ないことが人材不足の原因のひとつだと思います
MIO
2013年07月19日 22:59
こちらこそ配慮が足らずすみませんでした。中々難しい問題の様ですね。制作側の事情は全く分からないですが、日本が誇るアニメーションが人材不足で衰退だけは避けてほしいなと思います。言い忘れましたがあらいぐまラスカルは大好きな作品でした。あんな感じのアニメがまた見られたらと思います。

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