蟲師 続章 # 5

森の奥にあるその池は、水面が ピン と張ったような美しい佇まいを見せていた。 だがそれは、本当に美しいものなのか、命の境を分けるものなのか。 水鏡はただ、静かに木々を映していた。



放送は見ていたけど、録画を忘れるという失態をやらかしました・・・orz
しかも、2週連続・・・・・・・・orz

ネット で見直したけど、コマ 送りで見ないと確認できない部分があるんで、アチコチ 連絡して録画したもの借りました。 よって、ここまで時間かかった・・・・・・( 涙

録画はもう、毎週に設定しましょうな !!


鏡が淵です。 原作の中でも異色と言われている話。 
原作既読者はどう感じたかな。 自分は原作の弱い部分をよく拾い出して補強できたなと思いました。

原作を読んでない方を 置いてけぼり にするようで悪いんだけど、ここから少し原作の話を。

原作者の漆原さんは、本人には申し訳ないけど絵が上手い方ではない。 雰囲気を描くのが上手な作家さんだと思う。 描く絵が泥臭いので、アニメ のような線を洗練された画にするのは難しい タイプ と言える。

この 「鏡が淵」、木々や水など自然の風景がふんだんに出るが、原作ではほとんど 「記号」 のような フォルム で描かれている。 
これらは他の話でもそうなんだけど、自然を じっくり スケッチ した事がないんだろうなぁ・・・と感じるね。
何か写真を見ながら描いた感じ。 その場所に行って腰を下ろして、スケッチブック で写生する。 この経験が少ないのかもしれないと感じます。 家屋の中 ・ 外 の描き方に対して、風景が ラフ なのはその為なのかもと思う。

それと同じく今回の ヒロイン ( ? ) 真澄。 作者が 「 描いたことのない女の子」 と言う人物なので、動かし方 ( マンガ 内での ) が少し弱い。 扱い方が分からないんだと思う。 そこを スタッフ が気づいたね。

冒頭、男に会いに行く為」に山道を走る真澄。 その後ろ姿の動画に 「束ねた髪が揺れる」 という動きを入れた。
こうすると 「ルンタッタ」 という感じの感情表現ができる。 実際は感情が無くとも、走ると束ねた髪は上下か左右に振れるけど、揺れる動作が感情の表現という記号としてできてるから、これだけで真澄の心情が伝わる。
この 「補強」 の仕方は上手いと思いました。

この後ろ向きの画、要所々々で出ます。

水鏡に憑かれていると知らされた後、男との逢引の場所へと山道を登る シーン。 トボトボ とした動画に変えます。 冒頭の ハツラツ とした動きではなく、寂し気な動きにする。 後ろ向きと同時に、足だけの カット も同じように動きを変え、真澄の消沈した胸の内を表現する。
いよいよ水鏡が入れ替わるという時に、森の奥から合図の光が差し、男が帰ってきたと山へ向かう シーン。 ここではもう、体力の限界という感じで ヨタヨタ してます。 原作では元気よく走っちゃってるんですが、体が キツ くても愛しい人に会いたいという心情を出すためと、物理的にこういう動きになるでしょうという判断です。
この後ろ向きの画と足の動画の 「補強」 は、おみごとでしたね。

動画では鏡研ぎの男の手の動き。 今ではこういう研ぎ仕事ってないと思うけど、どこで取材したのかな。 動きが滑らかだから取材したはず。

ほんと、この スタッフ はこういう所によくこだわる。



次は花惑い。 これもどちらかと言うと 異色になるのかな。








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